データ・シート9 2002/12/8 公開
CUTismへ戻る
ヒューズボックスより電源を取り出す
サブタイトル 灰皿&ドアミラーリモコン部の照明 
プラス側の電源を室内ヒューズBOXより取り出す。
取り出すために使用したのは、ヒューズ分岐の部品。
15Aと20Aを用意した。

ちなみに15Aのヒューズは青色、20Aは黄色である。

室内にあるヒューズボックスは運転席、助手席のタイヤハウス裏側におのおの合計2箇所。
アルファードで使っている室内ヒューズはミニヒューズです。お間違えの無いように。

ミニヒューズは抜き取り、そこにこれを挿す。
そのときヒューズのバッテリー側に、分岐の線がついている方を挿す。
と書いてあるが今回はさほど電流を必要としていないため、適当に挿している。
取り出す電流が大きい場合は、ミニヒューズに両方の電流が流れるため、切れてしまうことがあるからだ。


分岐されたケーブルにもヒューズがついている。
20Aには10A、15Aには10Aがそれぞれ付いている。製品によって異なるだろうが。



今回は運転席ヒューズBOXより取り出すことにした。
本来ならば、ACC(アクセサリー)のヒューズから取り出すべきである。
しかし、今回の照明は常時点灯にしたくなかったので、ACCから取り出すと別途スイッチが必要になる。
今回はAC100Vのインバーターに行くヒューズが15Aであった事と、
結果的にAC100Vのスイッチと連動することが可能であるため、このヒューズより取り出した。

手前から3番目のヒューズがそれにあたる。

つまり使ったのは15Aである。



アースを取り出すために
運転席足元のパネルをはずす。
アクセル右側にプラスチックのネジがある。 これをまわしてはずしパネルの上側ももって手前に引っ張る。 3箇所嵌合部があるので注意。


アースはここから。
運転席足元のパネルをはずし、ボディに取り付けられているネジと共締めする。
ギボシとY端子(あるいは丸端子)を圧着ペンチで取り付けたケーブルを使用する。



ここにスポットLEDを貼り付ける。
配線は縁取りのゴムの中に隠してしまうのがポイント。




仕上がりはこうなる。

運転席左側のルーバーに取り付けた灰皿と、その周辺を照らしている。
位置が適切でないため灰皿を照らしすぎていますが…。

緑の輪はキーシリンダーです。

上の赤いランプはメーターパネルのランプです。



市販品のシガレットプラグから電源を取る高輝度スポット青色LEDを流用するつもりだった。
通常LEDには電流制限用の抵抗が必要である。購入品にはシガレットプラグのコネクタ内に抵抗が入っていた。
しかしケーブルを切断してそのまま使った。結果的には抵抗を入れずに配線したためLEDが破損。

急遽、高輝度LEDを電子パーツ屋さんに買いに行ったのだが、φ3(3mmの丸外形の意味)のLEDがなくφ5の物を購入。
取り付け部をニッパーとやすりで加工してφ5をねじ込んだ。
LEDが大きくなった事で光量は充分すぎる。レンズ部も大きくなった事で眩しい。
560Ωの固定抵抗では明るすぎるため、可変抵抗を目一杯絞った2KΩでもこの光量を確保できている。
可変抵抗の発熱はまったくない。
都度調整をしていき、適切な光量を確保する予定である。
定格の15mAも流すと眩しくて運転に支障が出るとおもわれる。日中でも青く照らせるほどである。

情報や考え方など、間違っている事があるかもしれないですが、あしからず。
作業は自責で行ってください。

Copyright (C) 1996 LabBits & 2002/10/12 CUTism, All rights reserved.
Sorry.This contents is Japanese Only.