データ・シート34 2003/3/15 公開
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フロントドアカーテシランプの追加 


このカスタマイズは「きゅうさん」に蛇腹通し法を教えていただきました。
「くくさん」「ゆっきさん」のhpとを参考にしました。
いわゆる真似です。すみません。
これで誰でも(?)DIYできるはず…


アルアル大事件さんからの情報を追加いたします。(2004.9.24)

1.ドアブチルゴムの黒い粘着テープはコールドスプレーか安売りのダストクリーナーを逆にして冷気を当てると簡単に剥がれます。

2.『赤い線は2・3本あったと思います。ドアのセンサーを押すまえは10V程度、押すと0Vに変化する、「赤」被覆の線を探し出します。』←これは反対です。
ドアが閉じている時(ドアのセンサーを押した時)は10V程度、ドアが開いている状態では0Vです。

3.配線図では運転席側のキックボード付近にKI2のコネクターとKI1にそれぞれ、ドアカーテシランプ用の配線があるのですが、非MZ系には、これは配線されていません(涙)
ランプはなくとも共通になるかと思いきやしっかり差別?区分けされています。

4.運転席側の12VはKl2は7番コネクター、赤に白のライン、青に白のラインのコネクターです。

5.同様に助手席側の12VはLI2の6番コネクター、赤、『L』←何色というのか???

#ありがとうございます。by かっと




運転席編

まずはドアの内張りをデータシート23を参照して外します。
そうしたらこのピンクのビニールシートをめくってサービスホールに手が入るようにします。
黒い粘着物は寒い時には簡単にはがれました。シートにつくとはがれにくいので注意。
カーテシ配線作業はスピーカーのデッドニングをする前に実施しましょう。


サービスホールから覗き込むとこうなっています。サービスホール 右に見えるのがスピーカー。左がインパクトビーム。前の黒い縦のものは、ガラスのガイドです。サービスホール そのガイドに下に蛇腹の入り口があります。 スピーカーのコネクタに油が塗ってあります。服の袖口を油だらけにして汚したのは私です。気をつけてね。



蛇腹の通し方はきゅうさんの登場です
ボディ−ドア間の蛇腹チューブへの配線通しですが、アルの場合それほど難しくありません。
きゅうはφ1mmの針金二つ折りで通しました。

コツは、まずキックパネルを外して、キックパネル下ボディーに固定してあるコネクターを内張外しで外します。
(下の写真)
このとき、もう一つの固定してあるコードも同様に外します。
(かっとは外さずにやりました。怖くて…)
(いくつかのHPで、「このコネクターは外れない」と書いてありますが、内張外しで「ガリッ」とこじれば問題なく外れます。

そして、コードを結束してある黒い非粘着性のテープを剥がしていって、「蛇腹チューブ」の断端が完全に解放されるまで剥がします。
ドア側は、内張を外すと、サービスホールから蛇腹の口がのぞけます。
(上の写真)ボディー側から入れた針金(2つ折りの曲げた方から)を、

サービスホールからのぞき込みながら見つけて、最後はラジオペンチで引き出して、コードを縛り付けて、引き戻す。
蛇腹チューブの中の段々に、けっこう針金が引っかかりますが、片側(きゅうは電動ドアロックの引き混みだけなので運転席側しかしてませんが)15分くらいです。
蛇腹チューブの中はけっこう隙間はあるので、細い平行線なら数本楽に通せると思います。

きゅうさんありがとうございます。
針金を使っている時の写真は無しです。いっぱいいっぱいでしたので、気が回らなくて…。  #いいかなー?いいともー!!。
ってゆうか、上下の写真を見て想像してください。

おっといきなり配線が蛇腹を通っています。
ケーブルは2対、4本通しました。カーテシだけなら1対、2本通せばOKです。
#もう一本は予備です。<何に使うかはそのうち公開されるDIYに続きます。



ドアのヒンジにケーブル保持用のプラ・ステーがついていて、以降の作業がやり難くなるので外しておきます。


ドアのスピ−カー下のゴムブッシュです。
これが防水の役目をしていますので、ケーブルはここを通します。
なぜ防水になっているかって?、ドア内側は雨が流れ込んでくる構造だからです。
上のプラ・ステーを外すとゴムブッシュを取り外してもケーブルに余裕がつき、ぐるぐる巻きにして止めてあるテープを外し易いからです。


テープを綺麗に外して、標準のケーブルとともに新ケーブルをブッシュに通します。
そのあとははたテープでしっかり巻いておきます。これで防水は完璧。
内張り内に水が浸入することはありません。


これが非MZのダサい反射板です。
内張りの裏から軽く上下をつまんで押し出すと外れます。
カーテシくらい全グレード標準でつけておくのが普通でしょう。ねえトヨタさん。
差別化や、コストダウンしたくてもケーブルくらい出しておけばいいのに。


では、購入したカーテシランプにケーブルをつけます。
コネクタを発注しなかったので、エーモンのスピーカー用平端子とギボシで作りました。
内張りを外した時に、簡単にケーブルが外せるようにキボシを入れておくとメンテナンスやあとのDIYの時に便利です。


カーテシランプをはめ込みます。
一箇所の角が斜めになっているので、内張りの穴の形状を確認して方向を合わせパチンと入れます。


さて配線です。カーテシスイッチはスカッフプレートあたりから取ります。
一方12Vはコネクタあたりから取り出します。


運転席側のカーテシスイッチの線は「赤」被覆です。
テスター棒の先にマチ針など尖った細いものを取り付けて、被覆の上から突き刺し、導通をとって電圧を計ります。
赤い線は2・3本あったと思います。ドアのセンサーを押すまえは10V程度、押すと0Vに変化する、「赤」被覆の線を探し出します。 あれ、電圧逆だったかな。いずれにしろ、スイッチに反応する電線です。<ちょっと大丈夫? また確認しておきます。すみません。


専門用語でワイヤード・オアといって、一つの入力で多数の負荷を動作させる場合、 誤動作しないように、ダイオードで電流の向きを整えます=整流。
まあ、難しいことは置いといて、ダイオードを入れてやるのです。そうしないと、スイッチはコンピュータにも入力されていますので、 電圧が回り込んで、スイッチの反応を受けつかなかったり、入りっぱなしの状態と判断し誤動作します。 ▲に線が入っているマークがダイオードの記号であるが、線の方向をカソードといいます。
こちら側をドアスイッチの向きにして、配線します。
その逆、アノード側をカーテシランプにつなぎます。
カーテシランプには極性はありません。
ダイオードは数10V、スイッチングに適した、順方向電流が1A程度以上のものであれば問題なく使用できると思います。


電源は、運転席足元にあるドア蛇腹に行く配線の束を
つないでいる、コネクタが2個あります。
そのコネクタに「赤に白線」被覆の比較的太い電線があります。これが+12Vです。ここにカーテシの片方の配線をつなぎます。


はい、ランプがつきました。
ドアを閉めれば消えます。
当然ですが、運転席のスイッチで運転席のカーテシランプが、助手席も同様に助手席単独で、それぞれ別に点灯します。




助手席編

内張りを剥がします。下グローブボックスを外します。


フットカバーも外します。


下グローブボックスは黒いエアーダンパーがついていますが、
固定部のフックをラジペンでつまんであげれば外すことが出来ます。


室内のエアフィルターがここにあります。<そんなことはどうでもいいんだけど…


その右横にジャンクション部があり、これが邪魔なんですが、外せません。
ここからの作業は無理。断念!!


この部分から手を入れて施工します。


コネクタのフックを外して、コネクターを自由にします。


作業し易いようにコネクタをずらしつつ、そこをかき分けていくと


蛇腹の端が見えました。


こちらも運転席のように黒い細いテープがぐるぐるまきです。
躊躇せず全て外します。
黒い幅広のテープ?はそのままにしておいても問題無いと思います。


おーっと、作業中間写真も無く、配線されています
ドア側です。


こちらはボディ側です。


運転席側と同様に防水のゴムブッシュにケーブルを通します。ギボシをつけます。


ギボシ部を拡大してみました。






 ダイオードを入れないと、電流が回り込んで不具合が出ます!



2003/11/26追記
 赤に黒線 (多分カーテシスイッチ側)


 赤 +12V(自信無しなのでテスターでチェックして!) 


(サブウーハーの配線が邪魔ですな)

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